WiFi体重計が拓くクラウドの世界

あったら良いな、と思っていたサービスの1つがWiFi体重計です。体重計にのって計測された体重、BMI、体脂肪を、クラウド側で管理してパソコンなりiPhoneなど様々なデバイスで見られるサービス。もちろん月額料なんて取らない。NIKE+を使い出してからランニングの距離やペースを自動で記録してサーバ側で管理する便利さになれてしまった今、あらゆる行動なり状態を自動で記録できるサービスを探していましたが、昨年末に日本でもリリースされたんですよね。体重計、WiFi Body Scaleが。


WiFi Body Scale
WiFi Body Scale

それってどんな体重計かというと、製品紹介はこちらをご参照ください。
「Wi-Fi Body Scale」での体重記録が、楽すぎる件について
こちらはセットアップからPCで画面を見るまでを解説しています。そう、体重計の箱がMACっぽいんですよ。

体重管理が超簡単なiPhoneアプリに惚れた!
こちらはiPhoneから体重の推移を見るアプリケーションのご紹介。PCからブラウザで体重の推移を見れますが、iPhoneからも見れます。

面白いのは、私たち利用者は設定さえ完了すれば、あとは体重計に乗ること以外何もしなくて良いことです。

例えば1つの体重計で家族全員が使うとしましょう。最近の一般的な体重計は最初に利用者を選択してから体重を記録することで、家族が何人いても記録を見ることができる機能がついています。それはそれで便利なのですが、ここに2つのステップがあります。まず体重計の電源を入れる。大抵は足で蹴ってスイッチが入ります。次に利用者の選択。ここはボタンなどを押して選択する必要があります。ところが、WiFi体重計は、ただ乗るだけ。利用者の判別は体重計が自動で行ってくれます。念のため、判断がつかない際は右重心はAさん、左重心でBさん、というようにボタン等押すことなく利用者を選択できます。クールです。

そして計測が終わるとWiFi経由で自動でクラウド側に記録します。先週の飲み会の前は何キロだっけ、とか、体脂肪の増減傾向も一目瞭然。自分で記録する手間も省けます。体重や体脂肪は、飲み会、そしてスポーツはとても密接な関係にあります。飲みすぎ食べ過ぎが、自分の体にどんな影響を与えているのか、可視化出来るのであればしてみたくありませんか?

日々の生活の中に、特にコンピュータを意識しない生活環境や機器の中に、こうやって少しずつクラウドが入り込んでくると、新しい環境が身近になってきたと感じます。体重計はクラウド化されました。同様に血圧計だったり、体温計だって同じ技術でいけるでしょう。この3点セットがあれば基礎健康状態を常に管理できます。だんだんと、でも着実にこういったWiFi組み込み機器が浸透していくのでしょうね。

自分もついに購入したので、暫く便利さとモノ珍しさを楽しみます。

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