ANAマイレージクラブがリニューアル

クレジットカードはANAマイレージクラブのEDY付きを利用している。EDYを使ったりチャージしたりしてマイルを貯めている。クレジットカードで支払える場合は積極的にクレジット払いにする事でマイルが貯まっていくので、近隣へのフライトはマイルで行けたり、稀にいく海外旅行でもビジネスクラスへのアップグレードに使えるからだ。そんなANAマイレージクラブが2008年4月にリニューアルする。

リニューアル3つのコンセプト

距離、時間、価値という3つの視点からサービスに見直しをかける。

距離と言うのは特典の利用に必要なマイル数を、旅程区間距離に応じて細かく分類して使いやすい特典へと変えていく。時間はマイルの利用期限を取得時点から36ヶ月へと変更。そして価値とはANAプレミアムメンバーの取得/維持条件が変更されるらしい。最後の3つ目のインパクトが大きそうだ。

マイルが貯めやすくなる?

マイルの有効期限を取得時点から36ヶ月間へと変更される。多分多くの利用者が12月に入って余剰マイルをどう処分しようかと悩んでいると思う。12月からの忙しい時期に急に旅行予定を入れるのも難しいし、特に欲しい商品なんて無いしな、、、なんて考えてしまうのは自分だけではないだろう。取得時点から36ヶ月への変更は歓迎して良いと思う。

あと旅達会員の割引運賃のマイル積算率が5%アップする。ちなみに旅達会員とは以下の通りなのでANAユーザなら早速申し込んでしまおう。

「旅達」は、お客様のお好みの旅行情報などをインターネットを使ってお届けする、入会金・年会費無料のサービスです。日本在住でインターネット環境をお持ちのANAマイレージクラブ会員の方ならどなたでも、すぐにご入会いただけます。

https://www.ana.co.jp/

特典が選びやすくなる?

変更点が多いので箇条書きで。

  1. 一年を「ローシーズン」「レギュラーシーズン」「ハイシーズン」の3つに区分し、特典航空券との交換に必要なマイル数を各々に設定
  2. 特典航空券への交換を利用出来ない期間の廃止
  3. 国内線で特典航空券を利用する場合、近距離線に必要なマイルは少なくなるが、遠距離線(羽田-北海道、羽田-沖縄など)は必要なマイルが増える
  4. オンラインで使える航空券専用のANA eクーポン特典の開始(20,000マイルとの交換で30,000円相当)

ANAプレミアムメンバー基準がシンプルに?

従来のフライト区間を活用したプラチナポイントから新計算式によるプレミアムポイント制へ。

プレミアムポイント=「区間基本マイレージ」×「搭乗クラス・運賃倍率」×「路線倍率」+搭乗ポイント

また搭乗回数とプラチナポイントからメンバー基準が決められていたが、これをプレミアムポイントに一本化。遠距離フライト数回でもメンバーになれる事になった。ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズの3階層制は変わらない。

で、どうなの?

毎年地球を飛び回りフライトを重ねる利用者にはそれほど影響の無い変更な気もするが、ライトユーザ、また買い物やEDYでマイルを貯めて活用するユーザには、貯めやすくかつ使い易くなる変更だと思う。ただ搭乗回数でのメンバー入りの廃止は大きい。狙い通りに裾野を広げていけるのか、サービスの詳細を楽しみにしたい。

カテゴリー: 興味深い   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

ANAマイレージクラブがリニューアル への2件のコメント

  1. どらん より:

    僕もANA派+スターアライアンス派なので今回の改定は「改善」だと思っています。Edyも全部マイレージに
    本当はSuica(View Card)がANAと組んでくれればいいんですけど、親方日の丸連合になるのは致し方ないか。
    またマイレージ&ポイントの研究をせねば。

  2. redwood より:

    Suicaは電車ですからどうしても日常生活で使いますからね。ただEDYもコンビニやレストランで使える店も増えていますし、公共料金もEDYで払えますしね。結構便利です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>