NIKE サスクワッチ SUMO 5000に手を出す

ナイキサスクワッチSUMO 5000ドライバー SQ SUMO 5000グラファイト カーボンシャフト今使っているドライバー、初代サスクワッチ460にグラファロイバイマトリクスを挿した一品に対して不満は感じているわけではない。だがナイキという企業はアスリートと一体化し続ける事に価値を考える、新鮮度を求めるブランド。だから毎年新しいクラブを出してくる。今年も2月に発売を開始した3代目のサスクワッチであるSQ SUMO 5000とSQ SUMO 5900。Just Do It!の精神(つまり衝動買い)で今年は手を出す事にする。

ヘッドの形について丸か四角か考える前に、まずは打ってみたい。2代目のSUMOスクエアは竹を割ったような甲高い音がして、練習場やコースなどのどこで打っていても、あ、SUMOスクエアがいる、と分かる一品だった。それによって打球に良い悪いがあるわけではないが、打つ度にあの音では購買意欲が湧いてこない。いつも通り有楽町ビックカメラで試打してみた。

サスクワッチを使っているせいか、5000も5900も特に違和感なく振れる。5900の音も前作のような音もせず、マイルドな音の仕上がりで改善努力が感じられる。ただ5000の重い打感が伝わってくる方に惹かれる。次はシャフト。5000のヘッドで、通常シャフト(ディアマナのNIKE用OEM)、Diamana S63(青マナ)、Diamana D73(白マナ)を打ち比べてみる。説明員の方は当初通常シャフトでも十分振れますよ、と説明してきたが、振ってみるとやはり柔らかい感じがする。柔らかい事は別に悪い事では無いが、シャフトのタイミングに合ったスイングリズムが求められる。アイアンへの流れを考えてパス。青と白は正直なところ違いが分からなかったが(重さも違うし)、堅めの方が打ちやすい事は打ちやすい。バイマトリクスを使っていた事からも、ある程度の堅さが欲しいと思っていたし。店員にお礼を告げて次へを考える。

次は新橋のJYPER’Sに行った。USモデルを直輸入で販売する店舗型のゴルフショップとしては格安のお店。WEBサイトでは既に販売を開始していたので店舗でも置いているだろうし、WEBには無いモデルも店舗だとおいている場合がある。よくある。
日本モデルとUSモデルの両方を販売していたが、この価格差には毎回驚かされる。例えば日本モデルのSQ SUMO 5000は52,920円。一般的な量販店に比べれば安めだが、大体どのお店でもこのような価格帯で販売している。それに対してUSモデルのSQ SUMO 5000は28,800円!。この約2倍の価格差にどう思います?ヘッドもシャフトも両モデル共にmade in China。品質は同じようなものでしょう。違うのはシャフトの重さ。

日本モデル:S/60g、SR/57g、R/54g
USモデル:X/73g、S/65g、R/65g

なんと日本モデルのSはUSモデルのRよりも軽い。比例して固さも同様の結果が言えるかもしれない。確かにアメリカ人ゴルファーに比べたら日本人ゴルファーの方が力で打たないだろうし、高齢化しているだろうが、それでもナイキの購買層を考えれば20代、30代が多いはず。日本モデルのスペックよりUSモデルのスペックが合う年代だろう。SQ SUMOを買いたいと考える人ならばUSモデルも検討するべきだ。日本のクラブ全般に言えることかもしれないか。

なんて事を思いながらクラブを見ていたが、在庫には標準シャフトの物しかない。在庫が少ないのは輸入モデルの弱みか。そこでジーパーズを後にしてインターネットで探してみることにする。

そして出てきたのがこちら。NIKE SasQuatch SUMO 5000 DRIVER 8.5 ALDILA VS PROTO X 65。日本モデルには無い8.5度のヘッドに、ALDILA VS PROTOのXシャフトを挿したモデル。ALDILA VS PROTOに65のモデルは標準では提供していないのでNIKEに卸す専用スペックらしい。三菱レイヨンのDiamana NIKEモデルのようなものかとも思ったが、SQ SUMOの場合は標準モデルがNIKE Diamanaで、ALDILAモデルはカスタマイズモデルとして価格も上がる。シャフト単体で見るとDiamanaの方が倍以上高いので、ALDILAは真っ当なモデルであると期待しよう。

色々調べて、このお店が最安値だったので、こちらのお店から購入しました。前モデルでさえこの価格で販売しているところが大半の中、ALDILAの2008年モデルでこの価格は凄い。

NIKE SasQuatch SUMO 5000 DRIVER 8.5 ALDILA VS PROTO X 65

そして届いたクラブを見ると、黒いグリップに青いALDILAシャフト、そして虎模様のSQヘッドと、なかなか強そうです。新戦力に期待しよう。

カテゴリー: ゴルフギア   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

NIKE サスクワッチ SUMO 5000に手を出す への3件のコメント

  1. 欽ちゃん より:

    最近のクラブの売り方は試打してロフトとシャフトで最適化って方向のようですね。
    スモ●って、安定志向のヘッドでまことさんにはマッチしてるでしょう。

    自分は最近、夏と冬で同じクラブを同じようには振れてないって事を感じてます。
    また、室内で試打して取るデータや感触と屋外で試打した時の感触や打球って特に冬は違うなって思います。

    寒い時期用ドライバーと夏季のラフ対策用アイアンを物色しております。

  2. T-Bird より:

    衝動買いバンザイ、です。

  3. redwood より:

    >欽ちゃんさん
    試し打ちしてみましたが、思ったより球が上がりますね。スペックでは8.5度ですが、リアルロフトはもっとあるのかもしれません。
    もうすぐ春ですし、夏用アイアンですね。ぜひぜひ。

    >T-Birdさん
    やっぱりこれがないと。
    健康の必需品です(笑)

redwood にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>