飯島茜の廣済堂レディスゴルフカップを観戦

千葉県市原市の千葉廣済堂カントリー倶楽部で開催された、廣済堂レディスゴルフカップを観戦してきました。最終日は、初日に18H最少ストロークと18H最少パット数のLPGAツアータイ記録をマークした飯島茜がリーダーで、2打差に中島真弓。この2人が独走する展開で、それを原江里菜や古閑美保が追う展開でした。途中、中島に追いつかれたりしながらも安定したゴルフを展開した飯島茜が首位を守り勝利!記録を含む勝利おめでとうございます!

この大会は毎年両親が観戦に行っている大会で、今回はこちらにも分けて貰い私も行ってきました。有り難い事です。家から車で1時間ほどで到着。さっそく練習場で選手の練習を観察しようとまっしぐら。

こういう大会で何が素晴らしいって、コースの練習場で、参加選手全てのスイングやプレー前の練習の仕方を観察出来る事。実際のプレーに入り、選手についてコースを動いていると、その殆どの時間は選手の歩く姿を眺める事になる。そのため最も見たいスイング自体は朝の練習場とパター練習グリーンに集約させて、後はコースマネジメントの鑑賞になるわけだ。結局、7:30くらいから9:59の最終組スタートまでの2時間ちょっと、練習場で観察してきました。つまり7:37分スタートの第二組から、9:59スタートの最終組まで、大会に参加するほぼ全ての選手(52名中50名)のスイングを観てきました。

まず、練習場に入ってまず行う事が意外と異なる。

・左スイングで体をほぐし始める諸見里しのぶ
・クラブを持たずに柔軟をしっかりとやる全美貞
・柔軟など何もしないでアプローチから始める笠りつ子
・クラブを使いながら柔軟を行う古閑美保
・バットを振り回す川原由維
・スイング軌道を確認する練習器具を組み立てる飯島茜

打ち始めは誰もがアプローチを選択しています。この辺りは共通か。ただ諸見里は右手での片手スイングでのアプローチから開始。片手スイングですが、綺麗にボールを捕まえた球を打ち続けていました。さすがプロ。自分とかは必ずダフるかするものなのに…。

個人的なスイングの趣味で、この日練習場で最も綺麗なスイングをしていたのが、佐藤靖子。知らない選手だが、傍目で観ても重心のブレが無い事が明らかにわかるような安定したスイング。スイングのスタートからフィニッシュにおける静と動のメリハリのついた動きに、他のギャラリーも歓声が挙がっていました。このスイングなら調子も良いはず。

2番目に良かった、と言うか好きなスイングなのが原江里菜。腕は脱力系で太い体幹(実際カラダは細いですが)で打つ感じが好感を持てます。球筋も真っ直ぐ!という感じで調子も良さそう。

飯島茜のスイングは、安定はしているんだけど、よく分からない^^;トップが小さいというか、回転が半端というか、スッキリしていない。でもこのスイングがトップだし、球筋も非常に安定している。難しい物だ。

ちなみに練習場から大会スタッフを伴い、守られながら登場したのは古閑美保1人だけでした。彼女の登場と共にギャラリーが増え、彼女が去ると一緒にギャラリーも去ってしまうという人気っぷり。練習場に最終組の飯島茜がいてもギャラリーは去ってしまうあたり、古閑美保の人気が伺えます。練習場でも適宜男っぷりのある行動はさすが。

練習グリーンではコーチを伴って練習する飯島茜と、原江里菜を観察。パターを逆手で打つ飯島茜はなかなかの距離感とカップイン率。対して悪かったのが原。たまにキャディーと相談して、少し入りだしていたのが何よりだが、前日のプレーでもパッティングに苦労したようで、この日もそれは少し引き摺っているように見える。自分も今度逆手でやってみようかな。。。

この日勝負を分けたのは難易度No1の打ち下ろし16番ホール。先にティーショットを打った中島が左斜面の途中に打ち込んでしまう。球筋自体はまっすぐ打てていたようなので、出足から曲がっていた模様。それに対して飯島はフェアウェーど真ん中。酷い斜面から出すだけの中島だが、手堅くボギーで納めるところは流石だった。それに対してこのホールを飯島茜がバーディとして、2打差が付く。今回はこれが決め手となって優勝を勝ち取った。自身のブログの笑顔とコメントが光ります(笑)

最終組の18番ホールでは、ギャラリーは選手のすぐ後ろをフェアウェイに入って歩けるので、しっかりと歩いて身近で観戦。いや~楽しい大会でした。また、治療の続く父親も今日はたまたま体調の良いタイミングで観戦する事ができ、一緒に会場を歩く事が出来て何よりでした。来年もこうありたいと思う次第です。

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飯島茜の廣済堂レディスゴルフカップを観戦 への5件のコメント

  1. 欽ちゃん より:

    お父さんと一緒に観戦したんですね。

    ゴルフの観戦って体力や指向に合わせて見方を選べる所がいいところだと思います。

    私も今年はつるやオープンとスタジオアリスを続けて親父と観戦してきました。

    去年はつるやオープン人も少なく、プロ競技をこんなに真近で観察出来たモノってこれしかないって思ったほどでした。
    けど今年は凄い人出で大変でした。

    関西は電車でいけるところでの開催が多いのでゴルフ観戦には恵まれてます。

    因みに今日も父は東広野へ観戦に出かけていきました。

  2. redwood より:

    確かにゴルフって、競技をプロの選手に本当に手の届くところで観られるんですよね。ギャラリーのいない組であれば話しかけられるほど。
    そうなんですよ、父と一緒に観戦してきました。のんびりとした観戦になりましたが、それで十分です。こういう時間なんて他に無いですからね。

    東広野って男子の三菱ダイヤモンドカップですね。TVで観ましたがこちらも白熱した展開で面白かったでしょうね。片山の追い上げと若手の追撃を振り切ったマークセンはさすが。そしてちょっと残念^^;

  3. はぁ より:

    不動はどんな感じでした?最近練習不足だと言ってましたが、一時期のショットの精度はもう望めないのかな?

  4. redwood より:

    不動裕理も練習場への入退場と練習を拝見しました。
    練習場なのでショットは皆さんプロ的巧さを見せてくれます。ギャラリーとして受けとるのは選手の醸し出す雰囲気ですね。これが6年連続賞金女王をもぎ取ったアスリートとは思えない、普通の女性と言ったら失礼ですが、そんな印象を受けてしまいました。元気そうですが覇気が無いんですよね。。。

  5. ピンバック: ゴルフパートナー!!

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