石川遼のツアー初優勝への進化

石川遼の男子ゴルフツアーのマイナビABCチャンピオンシップ最終日は、彼の進化を見せ付けるには十分な素晴らしいラウンドだった。後半15番で深掘に追いつき、16番でロングパットを決め突き放す。18番では攻めの姿勢を貫いた2オン狙いとウォーターショット。この攻撃的ゴルフという彼の代名詞に逆転勝利という精神的タフさも加われば、それはもう若かりし頃のタイガーウッズだ。

ラウンドを見ていて驚いたのは、スイングに落ち着きを感じた事。スイングに入るまでのプレルーティーン、スイング中の動き、そしてフィニッシュまで常に安定している。プロになってもコーチは父親が行っているそうだが、日本ゴルフ界の宝に対して様々な方の支えとアドバイスが加わっている事が目に見えて分かる。少し探しているとトレーナーを務める仲田健のコメントが見つかったので抜粋を。

(1)パワーアップ 現在の石川は週に2回、約1時間の筋力トレーニングを行っている。残りの日も練習前と練習後に15分程度、筋トレを行う。腹筋など自分の体重を利用するメニューが主だが、開幕前に58キロしかなかった体重は現在70キロ。一方で2ケタあった体脂肪は10%を切るまでに落ち、筋量は3キロ近く増えた。「体幹部、太腿を中心に鍛えたことで下半身が安定した」。以前はスタミナ不足を指摘されたが、連戦でもショットが乱れることは少なくなった。

(2)プロ意識 仲田氏が食事面のアドバイスも行ったため、今年の石川は各種ビタミンの働きを勉強し、食べ合わせにも気を配るようになった。ラウンド中も体調や疲れ具合を見て、糖分を取ったりカルシウムを口にしたりしている。「彼は年齢に関係なくプロフェッショナル。自分のやり方にかたくななプロも多いが、何でも吸収しようという姿勢は素晴らしい」

(3)天性のタッチ 野球選手、ボクサーら多くのアスリートを見てきた仲田氏は「ボールを面でとらえる感覚に優れている」と絶賛する。気分転換も兼ねてテニスや卓球をすると、「誰に教わったわけでもないのに、しっかりボールをとらえられている」という。急速に正確なショットや小技を身につけたのは天性のタッチがあってこそだ。
トレーナーが語る進化の秘密

パワーアップの言葉が凄い。1年で58kgから70kgへの増強だ。これは以前の300ydドライブは体重58kgで実現していたという事。筋肉構造の進化が曲がらないドライバー、つまりスイング中の安定感に繋がっているのだろう。1年で12kgか。。。まさにプロ化。以前松坂がメジャー入りした際に一年で体格がアメリカ人になっていた事を思い出す。この増強が週2で1時間の筋トレで実現出来るわけだから、食事なり毎日の運動事があるとしても、自分らも出来る希望が湧いてくる。筋トレしよう。

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石川遼のツアー初優勝への進化 への2件のコメント

  1. 欽ちゃん より:

    私も毎日のウォーキングとスクワットをやり出して、丁度一年経過しました。

    遼ちゃんほどの目に見える成果までは出てないけど、「持続は力なり」と実感してます。

    自分のアドレスを鏡で見て、背中が丸い事に気づき、背筋の強化が課題だと認識しました。

    努力無くして結果無しって事で、遼ちゃん見習ってお互い頑張りましょう!

  2. redwood より:

    欽ちゃんはまさに目に見える成果が出ていますよ。先日お会いした際もアスリート化が進んでいてビックリしました。確かに持続できる人の強さを感じましたよ。持続力は自分にとって弱みです。
    でもそうですね、今年もあと2ヶ月。可視化と改善の継続を頑張りましょう!

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