腓腹筋を痛める

ゴルフラウンド前の練習中、ドライビングレンジでPW、7Iと練習し、ドライバーを打ったところで、それはいきなりやってきた。アドレスを形成して制止、テークバック、トップ、そしてダウンスイングを開始した瞬間に右脚に激痛が走る。ボールは大きく左に曲がっていく…ってボールの事はいい。右脚の膝裏が痛すぎてスタンスを取ってスイング出来ない。その日はこんな朝から始まりました…。

痛いけどもこの後丸々1ラウンドあるわけだし、どうにか打てる方法は無いかと痛くないスイングを探す。するとスタンスを広く取らず、足をほとんどくっつけてスイングするのは出来る。ただ足幅をとってスイングすると、ダウンスイングに掛けて右脚で地面を蹴る部分でどうしても痛くて止まってしまう。うーんまずい。。。今からでも柔軟したりマッサージすれば少しは回復するかと思いやってみたものの効果は無い。どうやら確実に筋肉か腱を痛めたようだった。つまり柔軟を怠けてすぐに打ち始めた結果、まだ眠っていた体はスイングの動きについて行けずにバチッと傷ついたか切れたかしてしまったのだろう。

そんなこんなでスタート時間も着たのでプレーしてみるものの、スタンスをとってのスイングは不可能。足を閉じてハーフを回ってみたが、まぁこんな状態でスコアになるはずもない。後半は棄権して、同伴の友人のプレーを撮影して回りました。プレー中の全スイングを動画で撮影するプレーなんて行わないので、きっと貴重な動画になったに違いない。プレーできずに友人には申し訳ないけどね…。

さて、そんなこんなでプレーも終わり、早くゴルフ場を後にして誰か症状を判断できる人に診て貰いたい。取りあえず思い立ったのは以前通ったケッズスポーツ。前回は恵比寿店だが、確か五反田のティップネス店内にも進出してきていたはず。電話して状況を説明したところ診てくれるそうなのでゴルフ場から直接向かう。

そこで施術してくれる人と色々相談する。五反田店では健康保険治療は出来ないので薬を出したり鍼を使ったりは出来ないそうだけども、今回の症状に対して手を打つ事は出来るという。話によると脚のふくろはぎの筋肉である下腿三頭筋は2つの大きな筋肉で構成されており、1つは腓腹筋、1つはヒラメ筋となる。腓腹筋は速く収縮させる速筋の割合が高く、足首を使って強くキックしたりダッシュしたりする時に使われる。ヒラメ筋は遅筋の割合が高くバランスを取る機能を持つ。今回の場合はダウンスイングに掛けて急に右脚で蹴り込む動きに筋肉が耐えられず、いってしまったのだろう…。

こういう事があると運動前の準備運動、柔軟の大切さが身にしみる。。。下腿三頭筋(ヒラメ筋と腓腹筋)が繋がり腱になったものがアキレス腱なので、一歩間違っていたらアキレス腱切れてたワケだしなぁ。また、回復してからは適度に腓腹筋を鍛える事もお奨めされる。段差のある部分につま先だけを置き、足首の屈伸を行う事で簡単に鍛えられるとのこと。

施術師の話では、歩けているので重度の故障ではないが、炎症を起こしているのでまず冷やしましょうと言う事でアイシング、そしてテーピングで圧迫。そして周りの筋肉のマッサージをしてもらう。話によると3日間、72時間くらいは痛みを伴うそうなのでアイシングは家でも欲しいとアドバイスを受ける。そして今もアイシング中。早く治ってくれ…。

準備運動はスポーツ前に確実に全身に対して行うようにしよう、と身を持って感じた一日でした。

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腓腹筋を痛める への2件のコメント

  1. 欽ちゃん より:

    う~ん、他人事ではないですね。

    準備運動に加えて、従来と同じフィーリングで動かすためには、日頃の筋トレで補う必要があるかもですよ。

    問題が発生してからの処置は素晴しいですね。

    これからの時期は、暑さの問題もあるから自分も気をつけよう。

  2. redwood より:

    お気を付け下さいませ…。
    施術師の話では、夏はそもそも暑いので体は動きやすく、冬は寒くて動かないので誰もが意識せずとも準備運動をする。だけれども今みたいな春は準備運動を忘れやすい時期だと言っていました。急に寒かったり急に暑かったりして、体調も日々変わりますが、ストレッチは変わらずに行うべきですね。

    そうですよね。筋トレ、そしてバランス感覚を得るための筋肉増強が大事ですね。練習出来ないときは筋トレもしたいと思います。

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